重症例手指分離困難(屈曲優位)例に対する、
伸展・分離の促し
- 症例
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①伸筋収縮が見られるが屈筋が優位
②屈筋との共同収縮となりやすい
③屈曲(握り)の後の伸展(離し)が困難
- 目的
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①②屈曲・伸展の分離
③物品の握り・離しの学習
- MELTzのモード
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アクティブ指示モード~フリーモード
- 運動メニューと内容
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グー・パー・リラックス(制限モードON〜OFF)
- 機器の指示に合わせて、グー・パー・リラックス運動を反復して行う
- グーで物品の把持、パーで物品の離しを行う(物品=お手玉、スポンジフォーム、ペグ大など)
ポイント
- 持続的な伸筋収縮困難、不安定な例の場合は制限モードを用いる
- 物品によって、難易度調整(小→大、伸展範囲拡大)を行う